すっといくから

映画を観てもすぐ忘れるので感想を書き留めておく。ネタバレ注意。

アウトレイジ 最終章/一番は市川。

  • 西野

良かったです。あのアドリブだろうなと思わせるセリフの数々。「迷惑もハーローワークもあるかい!!」はしばらく覚えていそうです。ちょっと使ってみたい。「中田くんがぜーんぶ教えてくれました」の言い方も最高でした。西野無双でした。

 

 

  • 大友と市川

前作までは特に大友(ビートたけしに関して何も感じなかったんですけど、今回はオープニングからもう死ぬことを悟ったような哀愁があって良かったです。やっぱりたけしさんはカッコよく死にたいのかなって鑑賞後に強く感じました。

 

大友の行動で銃を突きつけて笑うことが何度かあったんですけど、あれって前の2作でもありましたっけ?その行動も死に対しての諦観?哀愁?を感じて悲しくなったんですよね。その場面でもし撃ったらいつでも相手を殺せるんだけど、それはいつでも自分が死ぬってことでもあって。あっけなく殺せるし、あっけなく死ねる。死に場所を見定めてるような、そんな印象を受けました。

 

あと大友が良く感じたのは市川(大森南朋の存在が大きかったと思います。特にバンでの銃撃戦の後の「二人になっちまったな……」とか、別れる時の会話 の「キムチ鍋食べさせてくれよ」は、そこに含まれる感情、そしてその状況すべてが好きです。

 

そしてラストの釣りの場面。あのシーン、とても悲しいとも思うんですけど、実はそれ以上に救われた気分にもなってるんです。死んだら忘れられるってのは悲しすぎますから。1人でも慕ってくれる人がいるって描写をしてくれただけで本当に救われました。あの辺りはたけしさんの優しさなんですかね。そうだといいな。